急性腰痛(ぎっくり腰)の症状と治療について
急性腰痛(ぎっくり腰)とは
急性腰痛とは、一般的には『ぎっくり腰』と言われ、急に生じた腰痛のことを指します。
欧米では、『魔女の一撃』などとも言われ、体の要である腰の痛みが生じた際の、酷さを指す用語も出るほど、重篤になると日常生活に支障をきたすことも多い傷病です。
急性腰痛(ぎっくり腰)になるきっかけ
きっかけとして、
- 『中腰で重いものを持った』
- 『洗面所で朝、顔を洗おうとして症状が出た』
- 『無理なストレッチをしていたら急に痛みが出た』
- 『ゴルフでスイングをした際に痛みが出た』
…などが多く、不意に痛みが出ることが特徴です。
急性腰痛(ギックリ腰)で患者様から聞く具体的な症状
患者様は、
- 前屈ができない
- 体が中腰から伸ばしきることができない
- トイレから立ち上がるのが辛い
- 寝返りを打つのが辛い
- 寝た状態から立ち上がるのが辛い
…など、訴える症状は多岐に渡ります。
急性腰痛の症状は患部に炎症があることが多く、腰の強い痛み、安静時の痛み、動作痛、患部の発熱などが挙げられます。特に、動作痛の症状が強く、動くのが辛いため横になるなど安静にして、様子を見ている人も多いです。
急性腰痛(ぎっくり腰)の原因
腰は腰椎と呼ばれる5つの背骨が関節を形成し、それを支える靭帯、筋肉によって成り立っています。これらの各組織に捻挫や打撲、長時間の何かしらの負荷がかかることによって損傷することで痛みが発生します。さらに、最近少しずつ理解が進んでいる筋膜(facia)と呼ばれる筋肉を覆っている膜の炎症などが痛みの原因になることがあります。
急性腰痛(ギックリ腰)を早期に回復させるには
早い段階での治療を行うことで痛みも長引かず早期に回復することが可能になります。臨床の統計として、横になったままなど安静にしすぎているよりも無理なく動ける範囲で動いていた急性腰痛の患者様の方が、治癒までの期間が短いことがわかっています。
つまり、急性腰痛の場合、早めの通院によってまず動けるようになること、さらに患者様の無理なく動ける範囲で日常生活における基本動作から動いていただくことが早期治癒の鍵となるのです。
栃木県真岡市の「おおがね整骨院」における急性腰痛(ぎっくり腰)施術
おおがね整骨院では、急性腰痛の根本的な原因を解決する治療を行っております。
急性腰痛は結果であり、問診、各種検査によって、結果を招くだけのお身体のコンディション、歪み、筋肉の硬さ、関節の硬さ、生活習慣、食事、睡眠など根本的な原因(本当の痛みの犯人)を突き止め解決することが大切だと考えております。
根本的な原因をないがしろにして、痛みがなくなったとしても、些細な動作で腰痛を感じたり、何となく痛い状態が続く慢性腰痛に移行する可能性が高くなります。
おおがね整骨院では、ただ治すだけの治療ではなく、痛みが生じた本当の原因を解決し、二度痛みのでない体づくりを目標として、急性腰痛(ぎっくり腰)の治療を行っております。